MAXI SINGLE『冬色ガール』

冬色ガール ジャケット画像

冬色ガール / スムルース
(ふゆいろがーる / すむるーす)
2004年11月26日発売
MAXI SINGLE / KICM-1126 [KING RECORDS] / 税込1,200円
ジャケット・キャラクターデザイン:徳田憲治

冬色ガール 収録曲(全3曲)

  1. 冬色ガール
  2. ラブラブの花
  3. 失恋温泉

PRODUCED BY 藤井丈司

冬色ガール
TBS系テレビ『CDTV』11月度エンディングテーマ
YKK AMAZING SNOW FIELDテーマソング

密着。密接。密に育む鎖国の恋愛シーズン。
スムルースがお届けする恋の旅路の3つのシーン。
聴けばあなたの恋心も旅をする。

「冬の恋は鎖国ですよね。ふたりでもひとりでも、そこだけの世界になる。塞ぎ込む。鎖国ですよ。それが冬の恋愛ですよね。凛としてますよね」と徳田は言う。 空気がピシッと張り詰め、吐く息の白くなる冬。この季節、人は温もりを求めてロマンチックな心になったりする。そして甘やかなロマンチックとは裏腹にちょっぴりセンチメンタルな気持ちにもなったりする。最も胸がキューンとしてしまう季節なのだ。そう。鎖国の恋愛シーズン。そこにスムルースは、バンドの歴史の中でも類を見ないほどに思い入れの大きなラブソングをリリースする。その名も『冬色ガール』。

 『冬色ガール』はスムルースがインディーズ時代に発売したアルバム『しとやかイオン』に収録された1曲だった。アルバムの中の1曲。冬空を見上げ白い息を吐きながら、終わってしまった恋を想う歌。切ないけれど、哀しさではなく、どこか前向きで。聴けばずっと心に棲みついてしまう生命力の強いラブソング。その曲は今回、かつてインディーズで聴いた姿とは変わっていた。切なくも素朴で純粋な心模様で綴られていた名曲は、ストリングスに彩られ、ドラマティックになっていた。切なさにカラフルな音が混ざって、ポジティヴ・パワーが増していたのだ。冬の先に待つ心湧く"春"を予感させるサウンド。「最初のデモの段階でストリングスは入っていたんです。だから今回はインディーズのバージョンの"いいところ"を持ってきて、ストリングスを入れて曲の元々のカタチにした上で聴ける新しい"いいところ"も入って、より強力な曲になったと思います」(回陽)

 夢が叶った。公式のHPで7月のある日、徳田が書き込んでいた。"10年間分の夢が叶った"と。それは自分の楽曲をストリングスを入れて表現することだった。 「昔の曲だとかって言われてしまうと思うんですけど、むしろこの曲を、このカタチで届けるために今まで頑張ってきた、くらいの気持ちです。それだけ大きな曲」(徳田)

 今回の『冬色ガール』は3曲入りのミニミニアルバムなのだ、とメンバーは言う。ここまでの彼らは"先に待つ世界を感じさせるため"のシングルをリリースし、アルバム『純愛サプリメン』に繋げた。しかし今作は3曲で世界が完結している。スムルースのラブソング3部作なのだとか。エピソード1、2、3を一挙に収録。『冬色ガール』のために書き下ろした『ラブラブの花』、『失恋温泉』。去っていった恋に想いを馳せる『冬色〜』ではラストのコーラスが「春〜♪」となっていて、『ラブラブ〜』では大好きなあなたが傍にいることで心に花が咲いて春がやってくる。そして『失恋〜』では真実の恋を求める旅の途中でホッとひと息をつく。胸キュンを休憩してポカポカする。鎖国の恋愛シーズンに、3つのラブソングであなたの恋もぐるりと一巡り。

春に備えて、あなただけの恋の景色を心に育んで欲しいのです。

Text By えびさわなち

スムルース純愛サプリメンツアー『恋する予感2004』